東京外国語大学フェンシング部

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2018年度新入生自己紹介 その2

ひょんちゃんくんの素晴らしい文章に心が震え、ついでに手も震え、アブラ汗がダラダラです。英語科一年の荻田です。自己紹介はゴキ〇リの次に苦手ですが頑張ります。

英語科といえば学生数が多いことで有名(?)ですよね。実際とても多いです。一人見かけたら近くに三十人はいるとみて間違いありません。キャンパスを制圧せんばかりの勢いで入学してくる英語科の新入生たちですが、TOEICのスコアいくつ?」「英語科なら英語できて当然だよね?」「てか生きてて楽しいの?」と迫ると八割方死にます。残りの二割も鈍器で殴れば死にます。私はというとTOEICの“T”の音を聞いた時点で泡を吹いて倒れる英弱ですが、頑張って生きています。殺さないでください。お願いします。

ところで私は生来の運動音痴です。体を動かすのは長いこと避けてきました。それなのにここへきて初めて運動部に入り、慣れない筋肉痛にヒィヒィ言っているわけですが、こうなったのもすべて外新歓のブースに冷やかしで立ち寄ったことが原因です。
全身に白い布を纏った謎の人物に興味本位で近付いたばかりに、あれよあれよという間に剣を持たされてしまった私は、ニコニコと見下ろしてくる上級生と向かい合いました。そしてその瞬間、私の大脳皮質に突然の電撃が走り、ある記憶が蘇ったのです。それは、幼少期に兄と興じた「長い木の枝を振り回して互いの急所を狙う」というやや物騒なチャンバラフェンシングごっこの思い出でした。驚くべきことに、そこには身体能力など気にせず楽しく体を動かす幼い自分の姿がありました。
フェンシングをやる理由は人それぞれあると思いますが、私は当時の気持ちに立ち返るため剣を握っています。そこそこいい歳した成人女性である私も、剣を振るっている間は純真な六歳の少女であり、その場で最もピチピチ(死語)なのです。異論は認めます。

とにかく、幼年時代の思い出に胸打たれ、「何でもいいから人の急所を突きてえ」という欲求に駆られた私は、翌日には体育館サブアリーナへと見学に赴き、ホイホイと入部を決めたというわけです。実際には最初の見学から入部まで二週間ほど間が空いたのですが、その話は割愛します。異論は認めません。それと、これは後から気付いたことですが、どうやらフェンシングは人の急所を狙う競技ではないようです。皆さんご存知でしたか?私は知りませんでした。

長くなりましたが、以上をもって私の自己紹介とします。最後まで読んでくれた優しい人にはなにか元気になるものを贈ります。
次回は語科の課題に苦しむカンボジア科のゆららちゃんです。ファイト~~~~!!