東京外国語大学フェンシング部

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全国国公立を終えて

船田です。
一日中フェンシングをしていた生活から解放されて、逆に手持ちぶさたになって
います。

低いテンションで6日間を振り返ります。

サーブルは肘が上がりすぎで下ごてのコントル沢山食らいました。加えて腕が上
がって、上から振り被るようなアタックばかりになっていました。腕を引け、お
ろせと去年の大会で散々言われていたのが蘇りました。

相手のアタックは足を使って良く切っていました。ですが、このチャンスを次の
動作=リポストにつなげるのが遅く、プレーに集中していなかったと言われてもし
かたない感じでした。

また、詰め方とプレパラシオンもよかったと言えます。ですが肝心の最後のアタ
ックは距離が詰まりすぎ、アタックのスピードが遅い、この二点でせっかくのフ
ットワークが台無しでした。

サーブルは現役のみでやっていたのですが、肘や腕が上がっていることや最後の
アタックが甘いことに自分で気づいたことが、よかったと思います。なぜ相手に
点数を入れられてしまうのか、自分自身で発見する経験とその大切さが、大会で
学んだことです。
それは毎日のビデオチェックをしたほかの男子二人にもいえることだと思います


上で挙げた具体的なことはサーブル的には当然かもしれませんが、指導者がいな
い部で自分自身で基本的なことに納得したうえで立ち帰ることができるのは良い
傾向です。

部員の少ない我が部では各人の主体性が必要で、今大会でそれがすこし成長した
ように感じます。

エペはコントルで残すのは肩のレベルと水平に出さないと腕に入れられてしまう
事、これもまぁ当然のことでしょう。

腕に入れる競技のようですが、私は二段アタックでもっぱらボディにしか入れて
おらず、最初はよいのですが、後々見切られて入らなくなりました。
今後は腕に入れる練習をもっとしっかりします。

ビデオチェック時によく出た話はサーブルでもエペでも「適正距離に入ったらす
かさず打つ」ということですが、そら適正距離を図るのが難しいからフェンシン
グは難しいんだろ、と今更ながらに思い出します。

フルーレには高松さんといのお先輩がいらっしゃってレッスンを長めにとって頂
きました。フルーレでようやく自分のフェンシングを始めることができました。

いつもはアタックに行った後戻れずに懐に入ってルミーズになるのですが、エペ
のような残すルミーズになり、それで点数になるときもあり、とられることもあ
り、すぐに修正すべき問題でしたがなかなか治りませんでした。

応援を聞いていると、誰のファイテングでも「打った後」という声があり、打っ
た後また打ちに行くもしくはカバーをする意識がチーム全体で低いことを感じま
した。

またコントルシクストで取った後のリポストの精度が低く、この改善で次のステ
ップを踏めると思います。サーブルでも触れたように、肘が上がってきてしまうことで、コントルシクストをとる時点で大ぶりになっているのでコンパクトさを意識します。

勝てないなぁと感じていたときに思いついたのは、相手のマスクを中心にみてフ
ァイテングをする事です。レッスン中に全体を見ろと言われて見るのは専らマス
クであることを考えれば、ファイテング中もマスクを見ていれば相手の全体を見
ることができる、と。
こう思っていたんですが、結局ファイテングになると手元ばかり見ていました。
これからは相手のマスクを見てファイテングをするよう試みて、それで勝てるよ
うになれば私の論が正しいということで、続けます。


全然纏まっていませんが、今のとこの反省は以上です。
大会前に書いた内容と反して、結局勝とう勝とうが先行してひどい成績になってしまいました。
技術以外のことはまた後日書こうと思います。

島田おめでとう。やすまるさんおめでとうございます。メイちゃんいろいろありがとう。
けんちゃんおつかれ。たーにーこれからもがんばろう!

高松さん、丹治さん、寺内さん、りねんさん、いずさん、鈴木さん、ゆまさん、うえのさん、巨塔さん、稲生先輩、もろけんさん、加藤さん、熱い中お越しいただきありがとうございました。
これからもご指導ご鞭撻のほど、部員一同お願い申し上げます。

船田