東京外国語大学フェンシング部

twitter☞@TUFSfencing instagram☞tufs_fencing

血痰・読解の授業・語劇の難しさ

q
 朝起きました(当たり前ですが)。二週間半続いた風邪、六日前から扁桃腺炎症(百日咳疑惑)。ここ最近は飲み込むことがすごくつらいです。ごはん食べたくなくなります、でも栄養とらないといけないというジレンマ。扁桃腺が腫れてから痰がかなり多くなりました。で毎朝の日課は痰を出すことですが、月曜・経験上からいよいよ治るんじゃないかということで、今朝(火曜)はおっさんメソッド(あるいはカーペー方式)で痰を出そうと挑戦しました。音声学的知識も生かして、見事一回で成功。ビギナーズ・ラックでしょうか。おお、来る来る来る!痰が来る!歓喜に浸ったのもつかの間、流しの中にあるのは90%血が混じった痰。いわゆる血痰ってやつ。天国から地獄。やばいよやばいよ(出川)。そして気がつけば布団に入る自分、再就寝、午後登校。読解の授業を受ける。

 朝早く起きて予習を済ませるという天衣無縫な計画が血痰で台無し。中央線快速・高尾行きの電車内で適当にテキストを読んであらすじを掴む。いよいよ授業。自分があたる部分を予想する、脳がフル回転する刹那。近づいてくるぞ、いいぞ、予想通りだ・・・ってここだけどうしても訳せないセンテンス、気がつけばやってくる!やばいよやばいよ(出川・二度目)。必死に祈る、前の人がんばらないように。その甲斐あってか、二つ前の文で止まった。0.02秒で爆弾の時間が止まった気分。苦手だった部分の直前まで全力投球、いやな部分をすべて次の人に丸投げ。さりげなく悪魔になった瞬間。

 夕食食べながら脚本と話し合い(演出と脚本の戦い)。飛ぶ教室は本当に難しい。話し合いは一時間十五分もおよび、生協のおばさんから「閉店時間ですから」と言われ、図書館に向かう。物語の方向性を決める会議は二日後にある。それが過ぎれば忙しさも少し和らぐだろう。でも確信もって言える、不幸はまさにそんな気が緩んでいる時にやってくる。風邪が二週間にもわたって続いたのもそうだったからだ。