では、私のイメージをみなさんが少しでも描けるよう、印象的な話を少し。
私は、あのリッチな立地にある都立青山高校出身です。その為、地方から来た同級生にはさぞ都会慣れした人間だと見られているようですが、住んでいるのは埼玉県との境に位置する多摩地域の市なので、実はまったくそうではありません。高校時代は一二を争う「田舎者」でした。
外大では、初めて会った相手に自己紹介をするとき、名前と出身地、「語科」を尋ねるのが一般的です。しかし、私には多くの場合、もう一つ余計なオプションがついてきます。それは、「何語科？」 「朝鮮語科。」 というやり取りのあと、微妙な間を置いて、おそるおそる、「日本人ですか・・・？」と聞かれることです。ほとんどの場合、相手は私のことを「韓国系」でも「中国系」でもなく、「南米系」または「ポリネシア系」だと思っています。.
高校時代はラグビーをしていました。周りの人々からすると「見るからにそう」らしいので、最近は会う人会う人にフェンシングを選んだ理由を聞かれます。
フェンシング部には現在の４年生までの全ての代に朝鮮語専攻の部員がいます。私も４月の新入生歓迎行事で同じ朝鮮語科の堀内先輩に出会い、少し興味をもって練習に行ってみたのがきっかけです。正しいフォームを身につけるために意識を集中させる。そして試合の時のあの緊張感。そんな新鮮さに惹かれ、今ではすっかりはまっています。
と、ここまで懸命に書いてきましたが、前の３人に比べると後半がかなり硬い文体になってしまいました。
普段はブリティッシュ・ユーモアを盛んに飛ばしている私ですが、文字に起こそうとすると自分が白けてしまいました。
ミールに行ってみーる？ （ミール： 外大の食堂のひとつ。）
御清聴ありがとうございました。
次はゆのちゃんよろしく！
