東京外国語大学フェンシング部

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【シリーズ】 ラーメンレポート第四弾 白兵衛 六本木

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最近ラーメンばっか食ってるのでどんどんレポートしていきます。
一昨日けんちゃんとたーにーで夜のギロッポンに繰り出しました。
駅の出口を上がると、まさに行われんとする合コンやデートに上気するのを隠そうとポーカーフェイスを装う美男美女が右に左にと大忙しです。眠らない街六本木は恐ろしいですね。
僕らはそんな大人の世界にはまだ無縁のようで、六本木大交差点近くのこぢんまりとしたラーメン屋白兵衛に足を運びました。

ちなみに○○兵衛とか○○衛門というのはお上の住まい、つまり皇居を守る親衛隊の呼称で、江戸時代にはその職に地方の農民などが徴発され、その任についたとういことです。○○兵衛たちは皇居のうち門を、○○衛門たちは外門の警備にあたり、○○右衛門や○○左衛門の左右は右側チームと左側チームの違いですね。だからサントリー伊右衛門は右の外門を守っていた伊さん、というわけです。

さて店に入るとすぐに一人で食事をしている男性が、傍らに七輪を置いてチャーシューをあぶっているのが目に入りました。夜のみ麺類メニューにはすべて七輪が付いてきてチャーシューをあぶるお楽しみ付きとのこと。これは期待大。
僕が頼んだのは看板メニューの白兵衛らーめん。けんちゃんとたーにーは塩ラーメン。
白兵衛ラーメンはがっつり醤油が主張してくる感じで、最近よくある濃厚系醤油。
そして例のチャーシューですよ。厚めに切ったチャーシューが二枚。網に乗せると脂が浮き出てフツフツと沸き、いい香りが漂う。一緒に焼くネギも香ばしい。
まずそのまま。次郎とかで出てくるバサバサ系とは逆ベクトルのしっとりトロリのチャーシュー。ああ、このままご飯にのせて食べたい。スープに入れると豚の角煮のようなイメージに。中太麺との相性もばっちり。
エンターテイメント性だけに頼らない味を提供していることは、この店がテレビ番組のラーメンランキングで1位を獲得したこともうなずけます。

ちなみに楽々と同じくドリンクメニューが豊富で、つまみも充実しています。

夜のネオンに消えられなかった合コン敗者たちがさびしく今日も七輪傍らにラーメンをすするのでしょうか。