東京外国語大学フェンシング部

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関東国公立への抱負など


 お久しぶりです。今は主将をやめて部長になりました。登録手続き上の都合です。そーすけが主将になりました。院政だと言われ、後鳥羽上皇になった気分であります。でも実は上々皇がやすまるだったりする。

 先週の土曜日には丹治さんと稲生さんがおいでになりました。ありがとうございます。

 丹治さんとは去年の夏以来でした。時間があまりなかったので、ファイティングを少しだけしましたが、忘れかけていた何かを思い出させていただきました。やはり私の持ち味は伸びるアタックだと認識したうえで、「生きている」剣を目指すことにしました。

 私なりに解釈すると、「死んでいる」剣とはバッテやディガジェが最終目的になってしまっている時の剣だと思います。やはり根本はヴァラブルの突きを目指すものであって、それをふまえた剣が「生きている」剣であろう。剣を抜く手段がいつの間に目的と化し、抜けばそれで終わりだと考えてしまいました。

 土曜日の次の練習、つまり今日の練習では、できるだけストレートを心がけました。確実に入るストレートは一番強い剣であります。今日の試合では負けることもありましたが、全体的な流れは掴めていたと思っていますし、相手に聞いてもやはり私のペースであったと答えてくれたので、今後は決定力をあげたいと思います。

 今一つに気づいたことは、執念の強さです。先々週あたりからですが、相手が足で私のアタックを切っても、すぐにドゥゼームにもって行くように足が勝手に反応し始めました。つまりアタック打った後に、アナバンしてもう一度ファントするか、あるいは大きくパッサバンしてフレッシュ気味のドゥゼームを仕掛けます。普段アタックうった時にあまり声を出さない分、こういう時に執念を強さを見せられるのも、私の持ち味なのかなあと思いました。

 だから関東国公立では、今一度自分の持ち味を生かしたような試合をしようかと思います。それはつまり伸びのあるストレート、突くことに対する執念を見せつけられれば、おのずと結果がついてくるものだと信じています。全国までは短く、日々精進であります。