東京外国語大学フェンシング部

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【シリーズ】 ラーメンレポート第二弾 麺屋武蔵 虎洞


 結局後ろに引き下がれない感じになりました、ラーメンレポート。向かったのは吉祥寺。割とラーメン屋が多い地域のようだけど、駅に近い何軒かしか知りません。虎洞(ことう、と読むでしょうか?)も、駅から近く、徒歩3分くらいの距離にある一軒。
 麺屋武蔵についてはよく知りません。どうやらほかにも店が何軒があって、しかもそれぞれに個性が強く出ているようである。しかし、ラーメン屋の系譜を考えながらラーメンを食べるなんてコアなことはしないので、詳細は書きません。
 店はとても小さく、変わった構造をしている。厨房をはさんで両側に客席があり、それぞれの入り口は別々になっている。確かに、厨房を片側に固めて、カウンター席と机を設けるよりも、全部がカウンター席になるほうが、ここの雰囲気にあっている気がします。常に見られて調理しなくてはならないので、そこに店の自信がうかがえなくもない。
 店内はかつおを中心に魚介のにおいが広がっている。私は味玉ラーメンを注文、850円。中華料理のような逆台形をしたそれではなく、むしろ丼モノに使うどんぶりが出される。スープの色は濃い、そのまま味を表しているようだ。私は最初にスープからいく派なので、とりあえずスープを一口。濃厚で、まろやかな魚介のにおいが口の中にも広がる。 麺は少し太め。スープととても相性が良い。濃いスープのなかにも、麺の存在感をよく感じられる。かなりこだわっているなあ、と感心。
 一目見てうまいラーメンなのか。これに関して私なりの基準があって、それはメンマ。メンマにこだわる店に、だいたいはずれはない。服からその人を判断する時に、靴下に注目すると同じこと。見慣れた色ではないそのメンマは太さも均一ではなかった。これはかなり期待できる。うらぎられなかったことを確認すると、箸の進む速度が少し上がった。
 体を動かした後だからよいものの、これは少しあきやすい味なのでは、と思った。目の前にある小さなつぼを開けると、揚げ玉が入ったものと、漬け生姜が入っていた。ためしにれんげに入れてみると、これなら飽きずに最後までいけそうである。そんなことを考えているうち、気がついたら麺がなくなった。最後に取っておいた玉子を食べる。名残惜しそうにスープを一口だけ飲んで店を出ると、服にはすっかり魚の香りが染み付いていた。

 ごちそうさまでした。

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 最近の部活:腹筋には少しなれた感じ。最初はやった後の何日はめちゃめちゃ痛かったけど、それは結局表面的なものに気づいた。この前腹筋をやったら、体の芯から痛みが・・・湧き上がってきた。下半身のトレーニングも徐々に取り入れた。土曜はランニングも始めるようになった。みんなで練習を考えて、ためして、定着させる。新入生が入るまで、まだ猶予が少しだけある・・・