東京外国語大学フェンシング部

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今日の練習

こんにちは。桝藤です。
 
今日はたくさんのゲストが来てくださいました。
菅さん、丹治さん、サタクさん、小林さん、大竹、ありがとうございました。
 
 
今日は久しぶりに気兼ねなく僕をぼこぼこにできる人たちとファイティングができて、とても有意義な時間が過ごせました。
 
練習を教える側に回り、レッスンを考えるようになるにつれ、今まで自分が受けたレッスンがどうしてそのような形だったのか理解できるようになったり、自分はどうして点をとられるのか、相手はどうして点をとれるのか、分かってきたように思います。
 
今回、どうして大竹が僕から軽々と点をとっている(ように感じる)のか少しわかりました。
あいつは相手のガードが甘いところに向けて剣を伸ばすという、よく耳にしていた、本当に単純なことをしているだけでした。まあ、その際のフットワークや回避も上手ですが、あいつがやっていることの中で、ゆるいところを刺す、このことがとても大事だと感じました。
大竹のやっていることは当然と言えば当然なのですが、今までの練習では、まず相手の胸にまっすぐ剣を伸ばしてからすべてが始まっていたので、無意識に攻撃とはまずその位置に剣を置いて、相手の動きをみることからと考えていたことに気付きました。状況の一つでしかないことを全部であるかのように考えていたことを今更ながら思い知らされました。
僕の悪癖である剣を振り回しての超接近もこれが原因だと思います。大竹や岡本なんかがポイントを相手から外して攻めていたのを見て、見よう見まねで僕も剣を回していたのですが、結局最終攻撃に移る前に相手の胸に剣を向ける動作が入るため、プレパラッションが本当にただ回すだけになり、最終攻撃も単調で簡単に止められていたのだと思います。その結果ビビって相手の近くまで剣を振り回して移動しコントルアタックやリポストを食らうという悪循環にはまり込んでいました。
 
今回そのことを意識してファイティングしてみると今までとは違う試合運びができたように感じました。とはいえ改善すべき点は他にもたくさんあるので、これからも考え続けていきます。
 
また、練習でやったことに近いことを小林さんがやっているように思いました。もちろん攻撃の種類はそれだけではなかったのですが、とてもきれいに攻撃の手段にしているように見えました。これについてはなんとなくわかるというあいまいなもののため、これからも小林さんには練習に来ていただき、観察させていただきたいです。
 
丹治さんはやっぱりボディバランスとかいろいろ半端なかったです。筋トレやってるので丹治さんの腕筋を目標にこれからも励みたいと思います。
 
今回残念なことに、サタクさんとファイティングできませんでした。サタクさんの防御の仕方は前回とても参考になったのでぜひまたファイティングしてもらいたです。来週いらしてくださるそうなので、とても楽しみです。
フェンシングバック部室に運んでおきました。
 
こんな風に役に立ちそうな反省ができるようになったのは、DFAの近藤さんのお話を聞いてからです。フェンシングについて、体を動かすでなく、理論的なことを長時間教えてもらうことは初めてで、自分のフェンシング観がエボリューションを果たしたように思います。
今さらなのですが、素晴らしい機会をくださった菅さん、本当にありがとうございます。
 
レッスンをとるとき、どうしてこの動きをするのか考えながらやろうと伝えているのですが、ぼくもまだまだわかっていませんでした。
今日気付けたことを踏まえ、よりよいレッスンをとれるよう励みたいと思います。
 
今日自分の中でコペルニクス的な何かが起こった気がして興奮したので書きました。
 
みんなもなんか感じたことがあったら、とりあえず書いてみようぜ。
 
一年生は明日の合同新歓楽しんできてな!
 
お腹すいたのでご飯にしようと思ったら、炊飯器からでした。予想以上に長くなったし、やれやれだぜ。